先日のアヌッタラで預からせてもらった靴の修理は全部で１０足以上ある。
みんな日々の暮らしで普通に履いてくれていて本当に嬉しい。
数年前に作らせてもらったストラップシューズと子供靴は、「スニーカーよりも歩き心地が良いですよ！」と。
足に合うというのは、様々な要因があると思う。
自分で自分の靴をつくる時でさえ、まだ実はよくわかっていません。
ただその瞬間瞬間に気付けたことに誠実に向き合う時間があれば、わからないことはわからないままでも大丈夫なような気がします。
そんなことを考えながら、倉敷へ向かう前の数時間、工房で仕事をしています。

スサビのスリッパ。いくつもの試作をつくりながらできた履き心地、収納性、愛嬌を兼ね備えた秀作。
スサビの教室で自分でつくるのも楽しそうです！

１１月の展示会は無事に終わりました。
ありがとうございました。
１２月もどうぞよろしくお願いします。それまでひと月製作に集中したいと思います。

小林