靴を繕う。2tree芙美さんのコモンシューズ/2月4日立春
昨年秋に栃木から遊びにきてくれた2tree倉本ファミリー。
その時に預かっていたコモンシューズを修理しました。
こうして靴が帰ってくると、お渡しした日の記憶が浮かびあがってきます。。
この靴をお渡ししたのは、僕が茂木へ引っ越してまだ1年も経たないころ。
益子陶器市で、ヒジノワにサンダルを並べて在廊していた時に
祐樹君と芙美さんと赤ちゃんの3人で立ち寄って頂き、サンダルを手に取ってくれたことが
最初の出会いで、それは本当に嬉しい思い出です。
その後、茂木の工房に遊びに来てくれた時にこのコモンシューズを購入してくれました。
まだ1歳前のちいさな奏くんが可愛いかった。
革が伸びてきたことと、フットベッドのコルクが潰れてきてしまったことで
だいぶ緩くなっていたので、余分な革を切り取って詰める方法で調整することにしました。
靴に縫い目が残ることになるのですが、
それもまた生きたモノを使い続けることの証と思って頂けたらと思います。