WITHY(柳のようにしなやかに)/4月16日

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今日の仕事。
【HOUSE】につづくWITHY(柳枝)シリーズ第2弾製作中です。名前未定。
6月の日用美さんでお披露目します。

僕が始めようとしているWITHYシリーズは
民藝の靴を目指そうとしていることに気付く。

日本民藝協会HPから抜粋すると

 「民藝」という言葉は、
 「民衆的工芸」の略語で、柳と美の認識を同じくする陶芸家の浜田庄司、河井寛次郎らによってつくられた 言葉である。 
 つまり、民藝品とは「一般の民衆が日々の生活に必要とする品」という意味で、
 いいかえれば「民衆の、民衆による、民衆のための工芸」とでもいえよう。

「日々の生活に必要とする」
現在の靴という品は、どう見ても日々の生活に必要とする品とは言えない。

数十年前なら、草鞋や下駄、足袋とか脚絆とか
日々の生活に必要とされる履物がたくさんあった。

でも今の履物のほとんどが生活とは切り離された品であるように思える。

生活の中で必要とされ、誰にでも融通の利く、民衆の道具としての靴をつくることが
WITHYシリーズへの想い。

WITHYとは柳枝のようにしなやかという意味。

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パンをこねた。
聞ちゃんの顔みたい。