かつらぎ自然のまなび舎へ/4月8日

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今日はご注文頂いていた靴をお渡しを兼ねて、
ここから車で1時間半の姫路の山奥にある「かつらぎ自然のまなび舎」へ行ってきました。

インターを降りて、15分くらい。
途中からかなり細い山道をゆっくり進んでいくと
その突き当りに大きな建物が見えてきます。
もともと自然学校だった施設を再利用しているそうです。
楽しく仲間たちで少しずつ手を加えている現場は
見ているだけでとてもワクワクしてきます。
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おにぎりを頬張るこどもたち。たくさん食べました。

かつらぎ自然のまなび舎は森の幼稚園です。
平日はここに子どもたちが通ってきて元気いっぱい遊んでいます。
敷地内には手作りの遊具があちこちに仕掛けられていて
多聞と聞司もとっても楽しそうに遊んでいました。
吉備中央町の近くにこのような遊び場所がないので、
車で一時間半ですが、たまに家族で遊びに来て子どもたちに全力で遊ばせるつもりです。
ほんと素晴らしい場所。

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また、森の幼稚園の子供に負けず劣らず
大人も山整備、米づくり野菜作り、大工仕事、いろいろ学んでいました。
田舎で生きていくことを考えると
その地域の結束力が大事であることを最近感じるようになりました。
僕らも道づくりやゴミ拾いなど、自治会で年に数回していますが
やはり自分の手で綺麗にした場所には愛着がもてます。
好きだからやるのではなくて、やっているうちに好きになっていくということ。
町のごみ拾いも、子供が参加しているのをみると、とても嬉しくなります。
最初はつまらないと思っていても、やっているうちに楽しくなっていくものです。
そうして同じ道を歩いて同じ空気を吸う、その土地に手を入れていくことで
結束力はうまれち小さな集落も楽園になる。

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かつらぎ自然のまなび舎に訪れることができて本当に良かった。
その小さな楽園の始まりをみれたことは有意義な体験でした。
てんさん、まるさん、今井さん、みきさん
ありがとうございました。

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最後になりましたが、無事にお渡しできた靴です。
この楽園でどんなふうに育っていくか楽しみです。

楽園というフレーズは、鈴木光司の「楽園「」という小説がかつらぎ自然のまなび舎の本棚にあり、
偶然僕もそれがお気に入りの一冊で、ちょっと嬉しかったので頭から離れなかったから。
でもなんだか今日の言葉にばっちりだったと思います。

2018.4.8家族, 自給自足