宇根豊さん/2月25日

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今月の新聞うずみ火の折り込みチラシ。
『巡礼の約束』見に行きたい。
が、いま上映しているのは東京、愛知、大阪のみ。

先日、図書館で借りた『新しい小農』小農学会編著のなかで
宇根豊さんが伝えようとしていることが
とても内容が難しいのですが、
でもこれは絶対とても大事なことを言っている!ことはわかるので熟読しています。
ちゃんと消化できたら、僕の言葉に翻訳して日記に書き留めようと思います。

宇根さんのHP『農の自然の研究所』もとても素敵なので、時折拝見しようと思う。
その中の今月の思想から抜粋しますが

「十年分100万円の食べものと、100万円の自動車は同じ価格だが、同じ価値ではない。しかし、同じ価格のものは同じ価値だと思うようになったのは、資本主義経済が「交換価値」(経済価値)で組み立てられ、その思想で私たちを洗脳してきたからだ。」

と書かれています。

僕もたまに物々交換をすることがあります。
物々交換の目的は経済価値をそのモノから取り外すことなのに
この靴は30,000円だから30,000円分の米で交換しよう。みたいな話になってしまうことが多い。
それで交換するなら、お金で交換することと何も変わらない。僕にとってはなんの意味もない。
でもなかなかそれを分かってくれる人がいない。
靴をつくれるが、食べ物はつくれない。
食べ物をつくれるが、靴は作れない。
お金が存在しない世界では、どっちがいいかな。

2020.2.25自給自足