making Shoebase making Smile/1月14日
シューベース製作。
大きい足、細い足。丸い足。長い足。柔らかい足。小さい足。
いろいろな足にできる限り応えられるようになりたいけれど
まだまだ足りない。
14センチのファーストシューズ。
佐藤さんの山羊革で製作中。
「そんなぼくはいつも裸だ。」
これは今日の聞司の一言。
先日、友人からいただいた絵本【ゴリラのくつや】の最後はこう終わる。
「そんなお父さんは いつも裸足だ。」
一週間くらい前に1度読んだだけなのだが、この微笑ましいオチを覚えていたのだろう。
それにしても、絶妙のタイミングだった。
今日も家族そろって夕飯を食べていて
時に今日の聞司は、落ち着きがなく食べることに集中できていなかった。
ふりかけで遊んだり、しゃべってばかり。酒でも飲んでいるのか思うくらいケラケラ笑う。
ようやく箸をもって一口食べたと思ったら、口に唐揚げ加えたまま「トイレー」といって席を立つ始末。
僕もいい加減にしなさい!と言いかけたときだった。
「そんなぼくはいつも裸だ。」
はっはっはっは大笑い。
怒る寸前ギリギリのタイミングを彼は知っているだろうか。
その緩急に僕らはもうたまらず吹き出す。
多聞は飲んでいた味噌汁を吹き出しそうになってしまう。
聞司は
多聞が叱られているときも、僕らが喧嘩しているときも
すごくいいタイミングで間に入ってきてくれる。
そして僕らをくっつけてくれる。救ってくれる。
今日なんかのことは、ほんと怒らなくてもいい出来事だった。
怒ること以外の対応が思いつかなかった僕が悪い。
聞司に倣おう。
そしてそのあと味を占めた聞司は
「そんな僕は~」を連発。これには僕も「くどい!」