今日の靴。
リュウマチという病。その足に合う靴を既成靴で見つけることは難しい。
改めて、今の靴は、こうあるものだと決められた狭い範囲の中にしか存在していないんだと思う。
昔々の靴を図鑑などで見ていると、足とはかけ離れた可笑しなカタチをしているものも沢山ある。
よくこれで歩いていたな～なんて不思議に思うのだけれど、すこし憧れるところもある。

来月、小学校で多聞たちの劇の発表会がある。
「ミリーの素敵な帽子」という想像力豊かな作品で、とても好きだ。
ミリーの帽子のように、靴だっていろんな形を想像してよいはず。
そうだな。そんな履いていることを忘れてしまうような、
何にでもその想像力でカタチをかえてしまえる靴が、誂え靴のゴールかもしれないな。

そして、このタイミングで次に取り掛かるのは弱視のお客様。
これには否が応でも特別な縁を感じてしまいます。