ほんとちょっとしたことなんですが、中底の削り方を工夫しました。
もう完成型だなと思っていたけれど、まだやれることがあったわけです。
その分手間をかけることになり、いつまでもきりがないし、どこかで止める必要もあるかもしれない。
でも進めるうちは進んでいかなきゃな、と思う。
意味は違うけど、３歩進んで２歩下がるくらいで、いい塩梅になるのだろうと思う。
１歩踏み出して満足していてはだめだ。

今日は久しぶりに本降りの雨だった。
バシャバシャと雨どいを溢れて落ちる、この勢いのよい雨音が好きだ。
「多聞の産まれた夜もこんな雨だったね。」といつも彼女は言う。
「そうだね。」と外を眺めながら、ほんの少し８年前へ。