Jonathan Livingston Seagull/3月21日春分

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今日は春分の日。その名に相応しい暖かな1日でした。
多聞が乗馬クラブに行っている間、聞司は小学校で自転車の練習。
そこでバッタを捕まえて帰ってきました。
バッタが越冬することを初めて知りました。

調べてみるとこのバッタはツチイナゴ。
普通のバッタと一生のクールが半年ズレていて、幼虫期が夏で、成虫期が冬。春が産卵。
冬眠をするわけではなく、比較的暖かな場所を選びながら冬をやり過ごすらしい。
どうして、そんな過酷な生き方をするのだろうか?
外敵が少ないからだろうか。でもそれだったら幼虫期は夏なわけで、逆にその方が弱い立場で危険なはずだ。
不思議な生き方をするバッタに親近感をもって気付けば夢中で調べている僕もまた同じ穴のムジナだと思う。

まわりの人からなにを言われようとも、やりたいことをする。
二十歳の頃、皆が就職活動を合言葉に一致団結するなか
ひとり【かもめのジョナサン】を聖書の様に持ち歩き読んでいた冬を思い出す。
今思えば僕にとってジョナサンは兄だった。追いかけたい存在だった。
僕はいまでもジョナサンのようにかっこいい生き方をしたいと思っている。

2019.3.21家族