The true meaning of the gift/3月2日

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6年生たちから先日の工房見学のお礼のお手紙を頂きました。
12人がそれぞれにきっと気付いたことを出し合ったのだろうなと想像しながら
鉛筆の手書きの文字に癒されました。 

中でも、とても興味深かったのは以下の感想。
「僕はまだ将来の夢はないけれど、小林さんは将来に向けてどうしていけばいいかなどを
教えてくださったのでよくわかりました。」
直接言葉にしていないことでしたし、あまり意識もしていなかったし
将来に向けてどうしたらいいか、なんて偉そうなことは言ったつもりは毛頭ないのですが
でも今思えば、質問に答えるときに意識していたのは、自分がいかに良い踏み台になれるかだったし
将来、素敵な大人になってほしいと願いはあったのだと思います。

彼はそれを肌で感じてくれたのかと思う。

無理に教えようとしても、言葉を丁寧に選んでも、ひとにはうまく自分の意図は伝わらないもの。
今回は自分の意図以上の結果が得られた体験でした。 
願いは言葉や形にしないほうが、案外届いた向こう側で想像を超える美しい形になるのかもしれないですね。

でもそれもお手紙を頂けてわかったことです。
まずは言葉で伝えることもやっぱり大事。
残りますからね。宝物になります。ありがとう。

貴重な体験をさせていただきました。
またいつか大きくなった彼らに会いたいです。

 

2019.3.2家族