今日修理できたのは、昌福寺さんの室内履き。 お渡ししてから365日4年の月日。 分厚かった底革にも穴が開いていました。 指にしっかりと力が入っているのがうかがえるほど、中底には足跡の凹凸。 そして、白鞣し革の使い込んだ吟面。 木の葉のように朽ち枯れていくこの姿は、他の革ではつくれない。 エイジングの美しさ。
2019.1.7| 修理の靴, 円城誂え靴製作所