I sympathizes with how their feel/12月16日

老子の言葉
「人を知る者は智  自ら知る者は明
 人に勝つ者は力有り  自ら勝つ者は強
 足るを知る者は富む  強を行う者は志有り
 其の所を失わざる者は久し  死して亡びざる者は寿」

円城小学校から毎月配布される「円小だより」
今月は、「ともだち(人)とのかかわり」について体験学習してきたことを発表する
ともだち集会という学校行事のことが紹介されていました。
そこに記載してあった6年生の発表にとても感動し、上記の老子の言葉を思い出しました。

 以下円城小学校6年生の発表は、まさに、人を知ろうとする者の智の言葉です。

 わたしたち6年生は、12人います。
 そして、3つのクラスがあります。
 ときにはいっしょに、ときにはそれぞれの教室で勉強したり、活動したりしてきました。
 12人、みんな一人ひとりがちがいます。

 得意なもののちがえば、苦手なものもちがいます。
 そして、感じ方や考え方も違います。
 だから、そのちがいにときには腹を立てて、けんかをしたり、悩んだりしたりしたこともあります。
 それでも、わたしたちの心の中にあるのは、
 ずっと12人全員がいやな思いをしないようにしたいという思いです。

 だから、私たちが今一番していることは、
 相手が何を考えているのか、どうしてほしいと思ってるのかを考え、行動にうつすことです。
 例えば、落ち込んでいる友達がいて、(声をかけてほしいのかな)と思えば声をかけるし、(そっとしてほ しいのか)と思えば、あえて、声をかけず見守ります。
 また、褒めて喜んでもらうために、友達の良いところやすごいところをはどこか探します。
 挨拶を自分からしようと気をつけたり、挨拶をされたら、きちんと返したりします。
 わからなくて困っているようだったら、やさしく教えたりアドバイスしたりしています。
 もちろん時には失敗をしたり、うまくいかないときもあります。
 
 私たちは、一人ひとり個性があり、違いがあります。それは当たり前のことです。

 だから、それぞれの違いを受け入れることが大切だと思います。
 そして、その良さを認め合い、相手の思いや考えを自分なりにわかろうとすることが、
 みんなが居心地のよいクラスをつくるために大切なことだと思います。
 
 これからも12人協力し、よいクラスを築いていきたいです。

 

2018.12.16家族