お客様のコモンシューズの修理をしました。
いつも大切に使ってくれていることがわかる革の表情をみて驚き、とても嬉しい気持ちにさせてもらいました。
ゴム底も綺麗になると、もうどっからどうみても新品。それも僕が作った時以上に輝いている。
きっとこの靴は一生物に育てられるだろうと思う。
その気持ちが込められたこの靴をこれからもサポートしていきたい。

夕方、パンプスの２度目の仮合わせに来てもらいました。
本当は今日お渡ししたかったのですが、すこしデザインを改良したこともあり
微妙に履き心地が変わってしまったので、その具合を確かめることが目的でした。
結果、外くるぶしが少し当たるということがわかり、そこだけ調整して再度つくることになりました。
オーダーメイドを一からつくる時は、できればこうして２度の仮合わせが必要だと感じました。
僕の腕が未熟な部分もありますが、それを差し引いても、
新しい靴をつくり、さらにそれをお客様にぴったりと合わせることは
やっぱり難しく手間暇が必要です。