2018年田植え/5月15日新月

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暖かい天気がつづく予報でしたので、今日思い切って田植えをしました。
苗も丈夫そうにできた分だけを選りすぐっても、十分つくることができました。
それでも半分くらいはまだ小さかったり、黄色だったり、苗作りの難しさもやってみて良くわかりました。

田植えしていると、下の田んぼも代掻きをしていた方が
「見学させてください」と遊びに上がって来てくれました。
これまですべて手作業で進めてきた、僕らの田んぼの手作り感に興味を持ってくれて
「まるで縄文や弥生の景色だね。こういうのいいよね。」と励ましてくれました。
話をきくと、田の持ち主ではなく、
田植えと稲刈りのときだけ東京から出てきて田んぼを手伝っているとのことでした。
田んぼをする人が減って管理が難しくなっているなかで
僕らが小さくても田んぼをしていることを喜んでいるようでした。

夕方、伊蔵さんに田植えをしたことを報告したら
「ここいらで一番じゃな!」と早い田植えを満足気に笑ってくれました。
難しかったことを話したら、「また来年だな。工夫しなさい。」ともう来年の話に。
「そうですね。少なくても今年よりはうまくできるはずです。」と言いましたが
そんな簡単にはいかないだろうな。と後々独り言。
そもそも上手になろうと思っていないのです。
たくさん収穫することよりも、たくさん笑ってたくさん陽の光を浴びることが
僕らの田んぼの意味ですからね。いつまでも不格好なままで。

今日も田植えが終わって、畦を引き返すとき、
恵子さんが植えたばかりの田んぼへ足を滑らしてドボーンと豪快に尻もち。
ハプニング大賞です!

2018.5.15自給自足