仁科さんがお店で受ける質問「脱げないんですか?」/6月24日
仁科さんの一言も無駄のない解答
「脱げないように歩いてください。」
脱げないんですか?って質問は僕も良く受けるのですが
この質問ってよくよく考えてみるとすごくおかしい。
僕らは「与えられる」ことに慣れすぎた。
受動的で、無思考で、非寛容が許される社会。
そんなものが僕らが求める暮らしなんだろうか。
道具は便利であること、つまり手足や身体機能の拡張が存在理由。
でもそれだけじゃないでしょ、とずっと考えていた。
身体を見失ってはいけない。
五感を鈍らせてはいけない。
よい使い手になろう。世界に働きかけよう。
働きすぎも、ストイックもよくないのかな。
僕は日々誰かのために、何かのために「忙しい」自分が好きだ。
今日、「『幸せ』をみんなで考える」というオンラインイベントを傍聴参加しました。
幸せは人それぞれで良いはずなのに
どうしてみんなで考えなきゃならないのだろうと、ずっと考えてしまった。
幸せは考えて見つけるものじゃないし、未来にあるものでもない。
自分の内にあるのか、外にあるのか、それもまたわからない。
でも誰でも幸せだったなと思って死んでいきたいはず。
それがひとりでも多く叶う社会に向かっているのだろうか。
結局COMMONを履きこなすことは
やっぱり大事なことだと思う。