いえぐつ。再び/3月16日

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春の柔らかい日差しが射しこんで気持ちが良い、ある日の午後の工房。
いつもの靴や修理の靴の製作に勤しんでいると新しい靴になかなか手が付けられないのだけれど、
本日いよいよとおちゃんがコーヒー片手にフットベットと図面を見ながら製作に入る。
今回手をつける靴は実はてのひらワークスを鎌倉でスタートした当初からあった
「いえぐつ」という靴をブラッシュアップして再スタートするもの。
「いえぐつ」とは家やその近所で履く曖昧なゾーンの靴のことで
いわゆる昔から日本にある「つっかけ」をもっと足さばき良くしかも歩きやすく
楽しい見立ての靴にしたものなんです。
実際私たちが普段の生活で必要で使ってみて本当によく働く靴だったので
自信をもって造っていた靴です。
今回はその「いえぐつ」を街で履く「ハレ」の靴にブラッシュアップすることに。
うちの特徴のひとつでもあるフットベットは汗をよく吸収する上質の革と
衝撃を吸収するコルクを合体し、踵を包み込み足に馴染む形に丁寧につくっているのですが、
新しい「いえぐつ」にももちろんこのフットベットがベースになります。
まずはヌメ革のストレートチップの柔らかい感じの色味でつくります。
楽しみです。

(かあちゃん)

2017.3.16おとなの靴