靴は道具として手段として、その姿を消す/3月29日

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最近お気に入りの春の日のBGM。

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農婦が労働にさいして靴のことを考えなければ考えないほど、
あるいはそれどころか靴を注視しなければしないほど、
あるいはただ感じさえしなければしないほど、
それだけ靴はますます真正に靴が<本来>それであるところのものとなる。
                ーハイデッガー『芸術作品の根源』関口浩訳ー  『つくふ』から抜粋

そうだった、靴とはそういう道具だった。
この靴はそんな想いでつくっている。
仮合わせが楽しみだ。