雨風食堂さんへ/2月26日
高知南国市の雨風食堂。やっと足を運ぶことができた。
移転されてからもうすぐ2年ときいても、僕にはついこないだのような感覚がまだあった。
おそらくこのコロナ禍の1年が体感時計を狂わせているのだろうと思う。
しばらく身を置いていると、今後は逆にまだ2年も経っていないの??と疑うほど
場所の空気がとても穏やかで温かく馴染んでいる。
それがとても嬉しかった。「あぁ変わらないなぁ」としみじみ思った。
ここは2年目のお店ではない。
長年高知市民のお腹を満たしてきた雨風食堂が新しい場所に根付いたということ。
お二人は何も変わらない。いや変わらないも違うか。
以前よりまして活き活きとしているように見える。
心からこの場所が好きなんだろうなぁと思う。
僕もあっとう間に好きになった。
妻も子供たちも初の雨風さんだった。
僕は高知でいつもお世話になっていたから
恵子さんまで初めてだったことをこの時知って驚いた。
3人ともすごく喜んで食べていた。
多聞はほっぺが落ちそうで表現している。
聞司もいい顔している。こんなふうにご飯を見つめる目ははじめてだ。
ご馳走様のあと、たっちゃんが厨房から出てきてくれた。
靴は調子よく履けているようで安心したけれど
前回靴底を修理した時に気になっていたアッパーの革が案の定破けてしまっていた。。
次の修理の時は、アッパーに当て革してバイカーのクラッチガードみたいにしようと思う。
それはそれでめちゃくちゃカッコよくなりそうだ。
ブックピックオーケストラの川上くんとあゆこさんの本の話は尽きない。
雨風食堂さんは食と図書のお店。
本がお店をとても豊かな空間にしている。
食事の後は、ゆっくりと目の前の田んぼの景色を眺めながら読書がしたいと思った。
時間を忘れてしまう場所です。
初めて食べたけど、たっちゃんのつくるデザート。最高です!
ご飯も美味しくて、ついお代わりしてしまうのですが
それをちょっと我慢して、デザートの分を残しておくことを強くお勧めします。