今日は朝6時からお昼まで行方不明者の捜索活動。
昨日は５０名。今日は１５０名が参加し
雨が降ったり止んだりの悪天候のなか、山の中を歩き回った。

名前も顔も知らないのに
同じ町民というだけの理由で
吉備中央町消防団の半数以上がいつもの平日にも関わらず２００人が集まる。
自らの仕事を後回しにして、朝早くから愚痴ひとず言わずに集まる。
なんで行方不明になるんだ、原因はなんだ。とかそんなことは聞こえてこない。
聞こえてくるのは、支給されたカッパが安もんで蒸れるとか、その程度。
すごいなぁとちょっと他人事のように感心してしまう。

おたがいさまの精神なのだろうか。
それさえ超越しているように感じる。
人間とは高度な社会性動物である。
助け合い生きる知恵がまずあり、そこに高度な社会を設計してきた。
システムも大事だと思うが、
結局システムにそって動くのは、なんだかんだで感情で動く動物。

結果は残念ながら発見することができなかった。
捜索の難しさを身をもって体験しました。
やっぱり悔しいですね。