誂え靴の仕事。 この仕事を99対1と例える。 99の作り手の仕事に、使い手が1の仕事を加えるようなイメージ。 使い手の99の願い事に、作り手が1の我がままを足してもらうイメージ。 未熟な作り手ですが、そこは本当に意識しています。 でも一方では、80対20、もくしは60対40くらいで お客様に助けられているのだろうと自覚もしています。 そこに甘えるつもりはまったくないのですが 僕のこのような仕事は、 自由で豊かな時代になったときだからこそ、 他人に優しく自分に厳しい仕事でありたいと思います。
2019.10.16| ハンディキャップを必要とする人, 円城誂え靴製作所