stanndard shoes 【PATAGONIA】/3月4日
name: patagonia
leather: nume 2,9
shoebase: commonshoe crescent(三日月)
sole: footshape sponge
size: tw-4 255
other: Brass buckle
表側のつり込み順は今までは、後足部~中足部~前足部だったが
今日この3足を作りながらハっと気付いた。
後足部~前足部~中足部の方が理に適う。
あくまでこの靴、この革に関してだけだが
しばらく試してみる価値がありそうです。
単純作業の反復は、その精度を上げるが
時にそれを裏切る手を打つことも必要。
数年後やっぱり違ったかと踵を返すこともあるかもしれないけど、
それはそれで有意義な時間だったと思えるだろう。
「間違えたくない」はっきりそう断言した人がいる。
いろんな問題を想定し、間違えない万全の態勢をつくり挑み、
かつゴールがはっきり見えている人だ。
僕の場合、まずゴールがない。見えていない。
短期的にはあるけれど、それはゴールというよりもただのチェックポイントで
そこに行ってもいいし行かなくてもいい。
どれだけ遠くに行けたかとか、行きたいところにちゃんと着地できたか、
そんなことにほとんど拘りがない。
足が止まる直前、愉しかったと思えるならそれまでの失敗は失敗ではない。
もし間違ったと思うとしたら、
それは笑顔が足りなかったとか、人を裏切ったとか
歩き方を間違えた時だろうと思う。
この調子だとどうだろうか。今の自分に聞いてみる。
五分五分だね。と自分は言う。