今日は聞司の靴に取り掛かる。
１６センチとちいさいけれど、もちろん木型から製作です。

昨日、どんな靴にするか打ち合わせ。
虹色の靴をきっとイメージしているのだろうけど、
緑と赤と青の３色の靴をつくることで、仕上がりイメージを共有。

今日は聞司が幼稚園に行っている間に
革の裁断まで段取りしておいて、夕飯前にいっしょに色を塗りました。

　（写真　小林多聞）

明日はこれを靴にします。

多聞の靴は今日完成で、出来上がっていました。
サイズチェックをするため、それを多聞に履けせてしまいました。聞司の目の前で。
これが迂闊でデリカシーのない行動でした。

そしたら、夕飯の時なんだか聞司の機嫌が悪い。どうした？と気軽に聞いたら
「多聞君の靴だけ出来ていて、僕のは出来ていない。お父さんが作ってくれない。」
しょんぼり泣いてしまった。泣かせてしまった。。大失敗でした。

「聞ちゃんの靴はいっしょに作ろうと約束していたスペシャルな靴だから、
お父さん一人なら作れたけれど、お父さん楽しみに待っていたんだよ。」と必死に説明すること１分。
笑顔を取り戻してくれた聞ちゃん。切り替えの素早さが家族ダントツ一番です。