3days shop at ANUTTARA the 3rd day/12月7日

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湛教さんとゆうこさん、愉しい3日間でした。
来て頂いたその殆どがリピーターの方で、靴を求めて足を運んでくださったと思っていますが
きっと昌福寺とアヌッタラの空気を吸いに行きたいという心身の衝動が沸き起こったのではなでしょうか。
僕がやっぱりその一人で、必要不可欠な場所です。
お二人のなされていることは、正直理解できないところがあります。
でもいまの僕では掴み切れない大きな意志があるということだけはわかっているつもりです。
すべてが理解できていたら、僕はきっとその大きな掌の上から去ることでしょう。
僕らが足を運ぶのは、そこにわからない何かがある。そのことが大きいと思います。

手が翻れば雲となり、手が覆せば雨となる。と言った中国の詩人がいます。
人の気持ちは変わりやすく、信用できないものだという意味だそうですが
僕にこの言葉が好きです。考えてみると僕は100%他人を信じたり、共感できたことは一度もなく
例えば、子が親を信じる気持ちもいずれ変わっていくようなものです。
それは親がかわったのでしょうか。僕がかわったのでしょうか。おそらく僕かもしれないと思うのです。
だから僕はここでいう【手】の持ち主は他者ではなく自分だと思うようにしました。
そしてこの手を再び翻すことができるのも自分。

日々変容していく僕を受け止めてくれるお二人にいつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
また会える日を楽しみにしています。

小林智行

2019.12.7展示会