about ShoeBASE vol.1/11月10日

【中底(シューベース)について】

今日はSCHOOLの中底に取り掛かりました。
てのひらワークス特有の靴製法【コモンシューズ製法】では
この中底のことをSHOEBASE(靴の基礎台)と呼び、靴の大黒柱と捉えています。
このSHOEBASEには幅や形など数種類あるのですが
KIDとSCHOOLにはそれぞれ別のSHOEBASEを使ってつくっています。

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メンズWideSHOEBASE26㎝。幅が広いタイプ。

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メンズNarrowSHOEBASE26㎝。幅が細いタイプ。

ザナチュラルシューストア神宮前店での予約販売会では
上の幅広タイプでKID(サイドゴア)、下の幅細タイプでSCHOOL(紐靴)を製作しました。
しかしあくまでこれは一つの組み合わせ例です。
幅の細い方はKIDを緩く感じるでしょう。
幅の広い方にはSCHOOLはきつく感じるでしょう。
その時は組み合わせを反対してのご注文ができます。

足の種類は二つに分けられるほど、簡単な問題ではありませんが
少しでも靴選びにお役に立てればと思っています。
また、SHOEBASEが変われば、靴の印象もけっこう違って目に映ります。
見た目が好きなな靴。安心する靴。身がしまる靴。歩きやすい靴。
どんな靴を履こうか、たくさん悩みながら楽しんで選んでもらたら嬉しいです。
難しいことは否定しませんが、心地よい靴に巡り合えるのは自分で選んだ人だけですから。

もちろん、ザナチュラルシューストア神宮前では
てのひらワークスの靴以外にも、世界のたくさんの素晴らしい靴の取り扱いがあり
靴選びを丁寧にサポートして下さいます。
駅から少し離れていますが、その駅周辺の喧騒からはずれ
神宮前店周辺までいくと、心地よい風が抜けるほっと一息つける場所にあります。
自分の内を探る良い時間をお過ごしください。スタッフのみなさん本当に心温かな方ばかりです。