see the light of day/10月2日

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革に見惚れた瞬間。
ここから靴が生まれる瞬間。

先日、友人とのやりとりのなかで
世から発信されている情報に頭からつっこんでいかないように、
慎重になっていると話したのですが、
それは実は目を背けているだけで、考えようとしない逃げの姿勢であることを
今日つくづく思い知った。

そのきっかけは
フリージャーナリストの西谷文和さんの「路上のラジオ」。
原発問題や政治問題を多く取り上げて、様々な専門家の話を聞くことができる番組であるが、
誰にも忖度することなく、誰にも気をつかう必要がないように寄付金のみで運営されていること。
事実を向き合い、それを伝え、人々に考えさせるジャーナリストの仕事がカッコいいと思えたこと。
文章のプロだと思っていたが、その落ち着いていて思いやりのある語り口が心地よかったこと。

聞き洩らしたくないこと、忘れたくないこと、今一度自分の胸に聞いてみようと思いました。
毎月一回放送されていますが、家族で聞こうと思います。子どもにこの声を聞いてほしいと思いました。