雀被害が深刻でしたが、なんとか今年の稲も収穫できそうです。

今年は台風による被害がほとんどなく、イノシシ対策もバッチリ効果を発揮しました。
雀に関してだけ後手になってしまいましたが、できる限り防げたと思います。

植える間隔４０センチが広すぎたことや、根を強くするための水をひくタイミングが早すぎたことなど
改善していけることも見つかりました。

頭で考えれば来年はもっと収穫できると思うけれど、きっとそう上手くはいかないのが自然相手の常識。
靴づくりとはっきり違うのはその点だろうと思います。

だから収穫できた時は、嬉しいという感情のさらに上にある感謝の気持ちになる。
自分の力で手に入れたというよりも、自然から頂いたという認識です。

この土とこの雨に従うことに心地よさを感じています。

素人がやっている田んぼは恥ずかしくて、近所の人にあまり見られたくないのですが
今日、家族で田んぼの手入れをしていた時に、隣で草刈りしていたオジさんが声を掛けてくれました。
「手でつくる米がやっぱり美味しいのよ。機械よりもずっと。」