over protected shoes/8月18日

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過保護かもしれないな。

子育てもいろいろな考え方があって、毎日悩んでいます。
シュタイナー教育の本を読んでいて、「危ないからやめなさい。」はあまり子供には響かないことを知って、
子育て全般、似たようなことが言えるかもしれないなと思いました。
理屈や経験は子どもには伝わらない。子どもには大人の生きる姿が一番響く教材だと思う。
自分が一番立派な大人だとは思っていないし、そうなれるわけもない。
でも子供をこの世で一番愛することはできる自信はある。親は誰でもそうだ。
愛情表現は様々。厳しくすることも甘えさせることも、玩具やお菓子を買ってあげることも
宿題をしなさい!と大声出すことも。

靴選びで悩むのは、子どもにとって一番良いのは「素足」だと僕自身が思っていること。
もっというと「裸」が一番。衣服や靴は言ってみれば余計なもの。
どうして靴を履かなきゃならないの?と聞かれたら、僕は返答に困る。
そこにはそもそも靴は煩わしいものだという意識が根付いているから。
だから素足よりも心地良いと思える靴をつくる必要がある。

そうやって考えて出来たのはとっても過保護な靴だ。
そう思われても仕方がない。子どもを甘やかすと言われるかもしれない。
でもそれが僕の愛情表現だと胸を張れる靴です。
小さな子どもの靴の記憶は、心地良さで包みこまれる記憶であってほしい。

2019.8.18こどもの靴, 家族