東京深川のマエダ特殊印刷にお願いしていた凸版印刷のシールができました。
自分のことをうまく表現するのは本当に難しい。
他人にこう見られたいな、という願望を少し抑えて
他人に見えている自分をそのまま表現できたらいいなと思いながら
船頭である僕がそんなボンヤリとした中で、前田さんには本当に大変な仕事だったと思いますが
とても素敵なシールを作っていただきました。
僕の靴を長年愛用してくださったよき理解者である前田さんにしかできない仕事だったんだなと、
ここまでの過程を振り返り、手元にある特別なシールを眺めています。

先日見学させてもらって感じた魅力は
凸版印刷は精密な機械製品であるけれど、それをさらに上回る精度で職人の手が調整するところ。
上回るは適切ではないな。補いながら一体となっているところ。
その凸版印刷機も手の内にある道具。
僕が靴づくりで使うミシンと似ている。
先日の倉敷でみた機織り機とも似ている。
好きになるのも頷ける。

円城の桜。今年はゆっくり咲いているらしい。