いつも靴をつくる時は
革を出来る限り無駄なく使うことができるデザイン（型紙）を考えています。
この普通の外羽根ワークブーツはその追求の一足。
この靴は裏革付きですが、一枚革でつくることも可能。今度はヌメ革一枚でつくってみるつもりです。

土曜日の多聞は４時過ぎに帰ってきます。
僕の仕事はまだ終わらないので、今日は工房でいっしょに過ごしてもらうこと。
今はロボットに夢中。
ロボットを作りたい。どうしたら作れるかな。作り方説明書はかけた。部品がない。なにか工房にないかな。
と、楽しそうにウロチョロしていました。
こうして、多聞や聞司が工房で過ごせるようになると、いよいよ接着剤のことが気になります。

これまで１５年使い慣れてきた接着剤はトルエンが使われていて、この溶剤は身体に害があるとされています。
僕ひとりの時はあまり気にせず、慣れ親しんだ道具として使用していましたが、
考えてみれば、使っている理由はただそれだけのこと。
いまはトルエンを使用しない身体にストレスのない接着剤もたくさんあるので
替えようと思えばいつでも明日からでも替えられます。
今日、次はトルエンフリーにしようと気持ちが切り替わりました。