Parental affection/11月18日

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家族で赤磐の公園へいきました。久しぶりの日曜日の休日。たっぷりと遊ぶことができました。
遊びの最中、走ったり登ったりを繰り返す子供たちをみていて
ふたりとも一段成長していることを実感することができました。
多聞は足首や膝の使い方が上手なってきて、ゆっくり着実に逞しくなっている。
聞司はひとりだと怖がりだけど、多聞がいると本来の明るさが120%になって、多聞のあとを追いかけている。
以前聞司の魂の声を聞かせてもらった時に
「僕が一緒だと多聞が頑張るから。」と言っていたけれど、
今日見る限りでは多聞がいると聞司は本当に愉しそうで、立場が逆なようにも見える。
もちろん多聞も聞司がいると張り切っている。ふたりともお互いさまだ。

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赤磐のカフェドグラスで、植月さんと小野さんの展示会をしていたので多聞と訪問。
そこでオーナーと末藤さんに「お子さんといつもいっしょに来てくれるけれど、それは仕事をみせて跡継ぎとかを考えてのことなの?」と直球の質問をうけて、「はい。継いでもらいたいと思って、この世界を見せています。」と答えました。ちょうどこのことについて考えていたので、これが少し前だったらこんな即答はできなかったと思う。
僕は実家はお爺ちゃんがはじめた酒屋でしたが、子供のころからそのお爺ちゃんやお父さんの間に挟まれて仕事場にいた時間は長かったと思う。けれどこの酒屋の仕事を僕が継いだりするのかな、なんて考えたこともなかったし、そのようなことを親から言われたこともなかった。むしろ、たくさん勉強をさせてくれて大学に進ませてくれて、なにか別の方向へ向かわせようとしていたと思う。そういう親心は今になって気付く。結果、僕も彼らも想像もしていなかっただろう仕事を選んでしまっているから、親の思い通りに子は進まないとわかっているけれど、それでも子供にはこうなってほしいという気持ちや言葉や行動は伝えた方が良いと思う。
親心子知らずって言うけれど、「知らないものだ。」ではなく、「知らなければならない」という意味だ。

2018.11.19家族