I want a memory like an elephant/11月11日

今日は日曜日なので、家族で倉敷靴やへ。
子供たちも「靴やさんに行くの?靴やさんでお仕事?」と今日の行き先を理解している。
「靴や」という名前は仮で付けたのですが、子どもたちにはわかりやすくて良かったのかも。
やっぱりわかりやすいのが一番。
僕はひねくれ者だから、こうして純粋な子供の目線が正しい方向へ導いてくれる気がします。

今日はたくさんの方が靴を見に来てくれました。
みなさん十人十色。それぞれが靴にこだわりとか悩みとか思い出とかいろいろ持っていて、
話を聞き、相槌をうちながら、頭のなかはフル回転です。(あそこをああしてつくったら良さそうだなとか)
いま切実に願うのは、大容量の記憶力が欲しい。
あの瞬間こう閃いたとか。足の手触りとか。そういうところまで覚えていられるくらいの記憶力が欲しい。
なんて書いたら良いかわからないような、些細な気付き。
でものちにすごく大事なことに化けたりするようなことを、どうしたら製作時に生々しく思い返せるだろう?
どうでもいいことは覚えていたりして、自分のひねくれた性格をまず正すのが最善策のようだ。

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そんなこんなで帰り道は恵子さんの運転で休ませてもらいました。
高梁川はいつも綺麗だ。遠くの景色に目を向けると、身体が緩みます。