atarimae/11月3日

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昌福寺さんのふうなっつに靴をつくり始めてから
来年中学生になることを考えると、6年以上経つことに気付きました。
今回、ゆうこさんが「最近履く機会も減ってきたし今回は靴は頼まなくてもいいかなぁ?」と
僕が来る数日前に相談を持ち掛けた時、
二人がとても悲しそうな顔をして「どうして?今の靴もう履けないんだよ。」とすごく落ち込んでしまったそうです。
それを聞いて、少しずつ大人になっていく二人と変わらない僕が、その隔たりを感じることをうっすらでもわかっているなかで、この靴のつながりがいかに大切かを僕も思い知りました。
去年まではてのひらさんと呼んでくれていたけれど、
今年からは小林くん。なんかそんなひとつひとつが我が子のように嬉しい。
ふうなっつにとって当たり前になっていることは
感激してもらうことよりも実は大事なことなんじゃないかな。
今年もふたりに作らせてもらうことができました。ほんとーにありがとう。

2018.11.3こどもの靴