I want to make a bag as discreet as possible./8月27日

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先月サンダルをつくらせてもらったOさんから、その時に鞄の持ち手の修理も頼まれていて
今日はそのお渡しをしました。ご希望のとおり丈夫につくる直すことができたのでとても喜んでもらえました。来月は新しい鞄に取り掛かります。
鞄は主に恵子さんが家事の合間の時間をつかってつくってくれています。
ここ15年は革の鞄は買ったことがありませんでした。
鞄は靴よりも主張が強いモノだと思っていまして、大きいサイズとなるとなおさら抵抗を感じてしまいます。
巷にある鞄はモノを運ぶ道具としての価値よりも、それ自体を持つことに価値を置かれているような気がして
探しても探してもこれだという普段使いの鞄に出会えていない15年。
そんな理由で、カバンはほとんど自作品です。
今日もお気に入りの白いショルダーバックで出掛けましたが、お客さんに汚れを指摘されました。
でもそのくらいがちょうどいいのです。
「素敵な鞄ね~と、カバンを見せびらかして歩くよりも
鞄よりも汚れが気になって、ちょっと汚れていますよ。。」
なんて懐っこい叔母ちゃんに声を掛けてもらうくらいがちょうどいい。
靴も同じです。
さて、Oさんから頼まれている鞄は、見た目はシンプルに、つくりはタフに、ファンクションは多めに。
なによりOさんに似合う雰囲気にしたいと思っています。

靴や、なのに鞄と思われるかもしれませんが、
「靴や」の「や」は接続詞の「や」です。靴や鞄、今はカージーのアクセサリーもあります!
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