倉敷の「靴や」へ３週間ぶりに行ってきました。
昨日の日記の靴の仮合わせをするためです。
今回の仮合わせのポイントは、
立ったままや手を使わずに履ける履き口の大きさや角度を調べることでした。
また履けたとしても緩くてはダメ。当然気持ちよく歩けることが大前提です。
靴下の厚みのことを考えたり、魚の目のストレスをどう解消するかを考えたり、
隠しゴムを付けることを考えたりと、
この瞬間の最高の靴をイメージするためにこの仮合わせはとても有意義でした。

倉敷からの帰りの道で、車の助手席に靴を置き、信号待ちの度に眺めていたら
踵の高さをほんの少しベルト幅の半分くらい下げたら！？と突然思いついて
この靴の一番いい形がわかった気がして、すごくうれしい気持ちで帰宅しました。

倉敷と吉備中央町は車でちょうど１時間の距離です。
走る道は豪雨被害にあった高梁川沿いとそこから吉備中央町へとつながる峠道で
最初は恐々運転していましたが、もうだいぶ慣れてきて、
今では景色を観る余裕もできてリラックスして運転できるようになりました。

このドライブの１時間は、
普段工房に籠っている僕にはとても大切な思考や閃き、頭のリフレッシュの時間。
倉敷のお店は遠くて大変かなと思った時もありましたが
今では程々に遠くて良かったと思っています。移動時間て大事ですね。