Learning is the same as playing. /7月10日

蝉が鳴きはじめて夏になったことを肌で感じられるようになりました。
週間天気予報をみていると、毎日30℃超えの真夏日のようです。
被災され、家に戻れない方は大変な苦労をされていることだろうと思います。
一日も早く、日常へ戻れるよう願っています。

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今日は、山下君の靴づくり日でした。
靴づくり同好会では、フットベッドや型紙をこちらで用意しているのですが
今回エンジニアブーツ製作に取り組む山下くんはどちらも手ほどきをしています。
自分ひとりの力で靴を作れるようになりたいと望み、てのひらワークスネットへ学習内容を変更したためです。
自分では当然のようにやっていることも、
初めての人には包丁の持ち方ですらすぐに真似てもらうことができない。
10年以上反復して身に付けてきたことを、どうしたら1年やそこらで伝えることができるだろうか。

いつの間にか。なんでしょうね。
いつかはわからないけれど、いつの間にかできるようになります。というのが
本来、学びの場で伝えなければならないことなのかもしれません。
期間が存在したら、それは学びは単なる課題になってしまう。
学びは一生続くもの。終わりのないもの。
「いつの間にか」とは目先の目標があってはできない。
楽しくてやっているうちに気が付いたら、あれできてる!?という風じゃないといけない。
学びは学ぼうとしていたら駄目なのだろう。学びは遊び。遊びは学び。だから面白い。

こどもたちにも。
いつの間にかでいい。どんな方法でも、どんなに遠回りでもいい。
僕はそんな彼らを信じれる人になりたい。大いに遊べ!と言える人になりたい。