靴づくり同好会能勢さんの2足目開始と田んぼづくり最終段階/3月17日

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同好会の能勢さんの2足目の製作が始まりました。だんなさんの旦那さんの靴です。
同じ靴なんですが、サイズが大きいので木型もその分重いため
うまく扱うことができず苦労していました。

僕は手が大きい方なので、この辺はなにも考えずにできてしまうのですが
手が小さいことが不利になってしまう人には、その人自身で考える工夫が必要になります。
それはつくっているうちに自然と出来てくることが多い。
それがきっと手で考えるということだと思います。
頭を回転させるというけれど、手も結局回転。回転しているうちに、手が器用になっていく気がします。

多聞は脳性麻痺の影響でつまむ動作が苦手ですが
つまむという動作を僕らとはすこし違う方法で自然とやってのけるようになっていました。
誰が教えたわけでもなく。
僕らは自分の身体ができることをわかっているようでわかっていないのかなと思います。

靴づくりを教えることは、型にはめることも大事ですが、
型をはめずに自由に動き出すまで見守ることも大事だと感じました。

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一足目のコモンシューズを履いてきてくれました。
ほぼ毎日はいていてくれているそうです。
「今までのスニーカーよりも履き心地が良いです。」と教えてくれました。
嬉しいです。

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昨日は同好会前の午前中、
田んぼをできるかぎり水平にするために手作りトンボで均してきました。
先日降った雨がしっかり溜まっていて、だいぶ水田らしくなってきました。
後は水が少しずつ循環するように水の緩やかな流れをつくろうと思っています。
これは僕の勝手な計画です。たぶんその方が良い気がするという勘です。

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ノリランカさんに教えてもらったのですが、足元をよく見てみると
ヨモギ、つくしやカンゾウ、ワケギという山菜が田んぼ周辺の至る所にたくさん生えていました。
今日のお昼ごはんにカンゾウのお浸しを頂きました!
そのまま食べてもとっても美味しかったです!
今度はヨモギを子供らに収穫してもらおうと思います。

田んぼの手入れをすることで、今まで隠れて見えなかったものが見えてくる。
大地に感謝です。