新見の桃源郷/5月4日

今日は日頃お世話になっているMさんが、家族みんなを新見の桃源郷へ連れて行ってくれました。
円城からたった1時間で着いてしまうほど、車のアクセスがよく、JR線の駅も近く
最寄りのインターを降りてその公道から山道へ入り4キロ登っていくとたどり着きます。
Mさんが子どもの頃は毎日その山道歩いて通学していたことを聞いて、
いくら近いと言っても車あってのことで、それにはほんと驚きました。

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吉備中央町も十分空気の美味しい場所ですが、さらに空気が澄みわたり
呼吸のたびに身体が浄化されているような気がしました。

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水は地下水を汲み上げていて、それが特別まろやかで綺麗で美味しい。
水が綺麗で豊かな土地を探す人をよく聞くようになりましたが
僕もようやくその大切さがわかった気がします。

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わらぶき職人のMさんのお父さんがつくった藁葺屋根の炭小屋。
新見の名産、千屋牛をその自家製の炭で焼いてみんなでバーベキューもさせて頂きました。

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この集落も住んでいる人はわずかになっているそうです。
集落の手入れはとても大変で、草刈りもわずか十人で10キロ以上。
それでも田んぼもどの家も手入れをしっかりされている印象を受けましたし
GWともあって、多聞と聞司の他にも小さな子供の声がこの桃源郷に響いていました。
まだまだ愛されている場所です。

でもたまに訪れるくらいでは、子どもたちのこの場所を繋いでいく資質を育てていくことはできないでしょう。
だからきっといつか消えてしまうものだと思っています。すいません。
でもそれはどこでもなんでもそう。永遠はあり得ない。
でも今の人は、僕も含めて、消えてもまた作れる。無くしても変わりがある。
そんな風にすべてのことを捉えているような気がします。
でもそうできないものが、世の中にはたくさんあることをもっと身体でわからないといけないと思いました。
それは同時に子どもたちとも共有したいことです。

こうして今日の様に残された時間をいっしょにめいいっぱい楽しむこと!
それができれば最高です。Mさんありがとうございました。また家族で訪れたいです。

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最後になりましたがMさんのゴルフシューズお渡ししました。
ゴルフようの厚みのあるソックスだと、今日はすこしキツく擦れてしまう部分があって、
最初はいつもどおりのソックスで履きならしてもらうことにしました。
白がこの季節爽やかでとってもお似合いでした!

2018.5.4家族, 自給自足