ものおもい/3月19日

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シューベースもいろいろな型ができてきた。
それだけいろいろな人に出会えたということ。
ひとりのために作った1足の靴が、100足以上になることもあれば
そのまま1足限りのときもある。(これからはわからないけれど)
そこに何の差があるのか、わからない。
たくさん作った靴が優れているわけでもない。
たくさんつくるほど優れていくことというのは確かにそうだ。
でもたった一度切りだとしても、いやたった一度しかない挑戦だからこそできた靴もある。
再現できないほど、手を尽くした靴をこれまで何足作らせてもらっただろう。

2025.3.19山のアトリエ