フリースクールそらもりを応援しています/1月11日
スーパー用務員JOYさんより渾身の長文メッセージです!!
⛄よろしくお願いいたします✨
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ご存知の方もおられますが
只今自然スクールそらもりのクラファン中でして…。
樹工舎は今年、事務所と木工作業場を新築したばかりで銀行的にも融資は厳しい状態でのチャレンジになります。
僕がオルタナティブスクールを作ると決めたきっかけは、自分の子どもが学校に行けなくなったのがきっかけになります。
昭和の教育を受けた自分からしたら学校は行くのが当たり前、勉強しなくて大丈夫か?(自分は勉強してないのに…(笑))と無理矢理行かせようとしてました。
そんな中、子どもの顔がどんどん沈んでいくのを見て果たして自分は何故、子どもを学校にいかせようとしてるのか?と考えた時に、それはただたんに自分の今迄の価値観で、物事を判断して子どもに押し付けてるだけなんだと気づきました。
時代の変化するスピードは目紛しく速いのに、親である自分がそれについていけてなくて、子どもに自分の価値観を押し付けてました。
学校に行ってれば大丈夫的な安心感が欲しかっただけだったんだと、今はそう思います。
この考え方になる迄には、やはり色んな自分との葛藤もあって、それをクリアーするのに時間がかかってしまい、子どもにも辛い思いをさせてしまいました。
そんな経験からも、オルタナティブスクールを作れば、僕の子どもみたいに、学校に居場所を見つけられない子がいたら、子どもの選択肢の中に学校・家・オルタナティブスクールと第三の居場所を選択できると思い、この度自然スクールそらもりの設立に全力を注ぐ折りになりました。
何故今このタイミングで無理してやるのか?
よく言われるのですが、実はこの構想は4年前からあって、樹工舎の新事務所がある里山の土地も、オルタナティブスクールを建設する事を視野に入れて購入しました。
事務所・木工作業場・学校とこの3つが一緒にある事が、オルタナティブスクールの運営をするに辺り、キーになると考えてます。
里山の中で子ども達が遊び学び、木工作業場ではモノ作りを本気で楽しみ、時には悩む大人が目に見える距離感で同じ場所にいる。
この環境こそが僕の考える教育の大切なポイントです。
大人も子どもも学び・一緒に悩める場所そんな場所って、素敵だなって思いませんか?
今このタイミングでやらなければ、たぶんもうやれないと感じてて、その何かわからないタイミングについて来てくれる、そらもりスタッフがいて、今しかないんです。
僕は、そらもりでは用務員という立ち位置になります。
僕と歳が近い世代の人ならわかると思いますが、あの学校でゴミ焼きをしながら掃除とかしてた、あのよく分からない用務員のおっちゃんです(笑)。僕の幼少期はあのおっちゃんがいつも話しを聞いてくれて、めっちゃカッコよく見えてました。
あのおっちゃんに僕はなります‼︎
僕自身、世間一般に言う真っ当な生き方をしてきたか?と言われればちょっと違うかもしれませんが、そんな僕がやるオルタナティブスクールだからこそ意味があると思ってて、僕に何があるのか?と言われたら、正直何も無くて、あるとすれば、僕には仲間が沢山いるコレだけです。
でもコレこそが僕の中で一番の宝物で、コレがあるからこそ、チャレンジできてると思ってます。
最後になりましたが、クラファンの目標金額では正直全然足りなくて、インスタで繋がってる友達が拡散・応援して頂けるとこのチャレンジは成功すると思ってます(本当の目標は1000万です)
一度だけで良いので覗いてもらって、そらもりスタッフ・僕の想いに共感して頂けたら、SNSで拡散・応援をお願いします。
クラファンページはプロフィールリンク🔗から見れますので
皆様のお力を貸してください。
どうぞよろしくお願い致します。
株式会社 樹工舎
矢野智大
矢野さんの用務員の話を聞いて
この休みの間、家族で楽しくみていた【0.5の男】が思い浮かんで
ひきこもりの松田龍平とスーパー用務員の矢野さんはまったく違うけれど
周りとまったく違う時間軸の存在という意味では
僕の中で重なるところがあった。
僕にもあんな0.5の叔父さんがいて、ものすごくかわいがってもらった。
特にハイエースとドラクエ、パチンコと釣り、ファーストフードとコーラ。
たくさんの楽しい思い出が今の自分の一部になっている。
あのドラマをみていると
子どもの不登校は大人に問題があるように思える。
子育てよりも、自分のやりたいことを優先して
子どもの気持ちを考えずに、自分に都合が良い方向へ誘導して
子どもをお荷物のように扱う社会が今の社会。
子どもが大人のエゴの犠牲者になっている。
子どもは大人よりも舌の感覚が敏感で
だから刺激的なものが食べれないらしい。
大人が子供よりも刺激に強いからではなく、感覚が鈍くなるから食べることができると知って
大人は決して子供より優れているわけじゃなくて
特に感受性ははるかに子供のほうが豊かであること、
そして好きなことへの好奇心とか集中力もきっと子供たちのほうが優れているってことを
いま自分の子供をみながら実感しています。
教育という言葉が上から目線で好きじゃないと最近読んだ本で偉い人が言ってました。
教育者ではなく、支援者くらいのほうが子供への接し方としては合っているように僕も思います。
【0.5の男】から脱線してしまいましたが
多様性が大事といいながら、同時に格差と分断社会へと猛進している社会で
子どもたちにできることはなんだ?なんて考えるなって。
逆に子供たちからなにを教われるのかだって。
ドラマのあの幼稚園児、レンくんがMVPだった。
レンくんと中1のエナちゃん、結局二人に救われているのだから。