能登半島地震から1年/1月1日

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夏に能登で温かく迎えてくれた高名さん。
今日をどんな気持ちで迎えているでしょうか。
その時に頂いた作品集を眺めながら、能登の景色を思い浮かべています。

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東日本大震災後の2012年元旦を思い出しました。
命に感謝して、ただただ心穏やかに1秒1秒を過ごそう、少なくとも家族が眠りにつくまで。

ちょうど一年前のこの日平穏な日常が一瞬で火の海になったことを忘れてはいけない。こんなことが現実におこるなんて実際に体験しなければ、いくらニュースをみてもまだ実感できない。防災意識は高いつもりだ、でも大難を小難にすることができたとしても、どんなに対策をしても予想を超えてくるのが天災だ。そんな時自分が大切なものを失ったとき、自分がどうなってしまうのか、正直まったく自信がない。能登の高谷さんのようにできるだろうか。被災地に希望を与えたいと思う。でも希望は暗闇の中に光る。「こどもに光を」ではない「こどもを光に」と社会福祉の父、糸賀一雄さんが言っています。被災地に光をあてようという憐れみの気持ちではなく、被災地こそが世を照らす光になるように僕らは努めなきゃなと思います。

2025.1.1家族