白と黒の間/7月3日

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アトリエの作業テーブルの向かいで絵を描く多聞。
同じテーブルでのこうした時間は、僕のひとつの夢でした。
僕も、小さかった頃、父の仕事デスクの隣で過ごしていたことを思い出します。
左に父。右にお祖父ちゃん。懐かしい思い出です。

来年になると小学生の多聞。
進路についていろいろな方と面談することが増えてきました。
多聞のことを説明するときに、ついつい使ってしまっていたグレーという表現。
どちらかわからないとき、判断できないときの、グレーという表現。
多聞のことを他人に説明する時に、
グレーと言ってしまう自分に気付いて、本当に自分が嫌になりました。

ミスチルのGIFTの歌詞
白と黒のその間に 無限の色が広がっている
君に似合う色探して やさしい名前を付けたなら
ほら 一番きれいな色 今 君に贈るよ

僕が贈る多聞の色ってなんだろう。
考えイメージしてみると
一色だけじゃ表現できないことに気付きます。
いろんな色がきれいに混ざっています。

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最近多聞が
虹色の車に乗りたいと言っていました。
虹は光の反射。眩しい光。

子どもはみな虹色なんだ。光なんだ。

2017.7.3家族