イタリアのオイルブレッド。 この革も本当に素晴らしい革でしたが、問屋さんの取り扱いが終了となりました。
僕が持っていた革もこの一足を作る分のみ。 これがオイルブレッドブラック最後の靴になります。
このところ、 革も糸もゴムも釘も手に入らなくなってきています。 あと何年間この仕事を続けられるのだろう。 不安になる日が多くなりました。
手にした「モノ」から離れていくこと、 辿り着いた「イマ」が続いていかないこと、 それでも変わっていくことを恐れずに これまでもずっと進んできたじゃないか。
2023.11.4| 山のアトリエ