子どもとの外遊び（ラグビーやスケボー、バトミントン）にはほとんどこのモカシンだったので
特に利き足の右はボロボロになった。

糸をすべて解く。

縫い直しながら思ったこと。
糸が切れていなかったら、革が破けていたのではないか。

今日は【MY SHOES】に展示する靴を修理していました。
糸が切れたまま修理せずにだらしなく履いていましたが、いよいよ展示に出す状況に追い込まれて
靴の仕事としてカウントしていたら、いつまで経っても後回しにすると気付いたので
今日は休日なんだって自分に言い聞かせて、「休日の私事」として修理をしました。
ずっと気になっていたところに手をつけることができて身体が軽くなった気がします。

自分の履いている靴を展示するなんて
普通に考えたら、とても恥ずかしいこと。
僕も仕事だから手入れできているようなもの。自分のだったら、それは前述のとおりです。

だからこそ１年に１度でもこういう機会をつくり
一度立ち止まって、靴を整え、身体を見直し、心を休ませるような展示会が必要なんだと思っています。
お預かりする展示会への出展靴は、責任をもって大切にお手入れさせてもらいます。
保湿、洗浄、抗菌、消臭！しっかりと。

展示会の靴が集まらないのは
自分の仕事が生活の役になっていないという理由もありますが
もしそうじゃないのであれば、少しだけお力お貸し下さい。
貴方の靴、お待ちしております。