タビシューズは中底コルクまで進む。
ここから最大の難所アッパーのオールクリッピング作業。
心身に余裕をもってトライしたい。

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今日はのびのび小の２学期始業式だった。
今日から多聞は寮生活に戻っていく。
自分をよりよく見せようとか、失敗しないように準備万端にしようとか
まったく考えない多聞。
彼が未来や将来に不安になるところをみたことがない。
それは予測や見通しを立てることが苦手なゆえの特技になりつつある。土壇場の力がある。
周りの僕らは冷や冷やだけど、いつまでも愚痴言っているわけにもいかない。もう少し穏当にならなきゃなと思う。

ふたつ、昨日のいろんな話のなかで記憶に残ったことがある。
ひとつは、ある中学生の２学期の目標が「一日一人笑顔にする。」だったこと。
「他人を変えるのは難しい。自分を変えるのは簡単だ。」ってよく聞くけれど、それって本当かって。
他人にいい影響を与えることが出来るってとても素敵な事なのに。それを鼻から難しいって言ってしまうのは反対だ。

もうひとつは、ある小学生が夏休みに大勢の子どもが集まる課外学習にのび小から一人で参加し、
１泊２日を楽しむことをできたこと。
「友達という友達はできなかったみたいですが、それでも大丈夫なんだ、十分に楽しむことができるんだって気付けたようでした。」と
保護者さんのお話は、その場の多くの人の胸に響いているようでした。そういう時、無言なんだけどその空間の雰囲気が変わるんですよね。

多聞の机の隅にあったメモ帳