働く小人/7月26日
フォートナイトに課金したいがために
人生で一番一生懸命働く聞司。
紙ヤスリのかけ方も自分で道具や持ち方を工夫して取り組み、丁寧な仕事をします。
工房に響くリズム感の良いシャーシャーという手仕事のBGMの主が8歳の小人とはね。
なんとも気持ち良いものでした。
「やりたいことがある人なんてそうそういないよ。ある人が珍しいし、ラッキーだ。」という人がいた。
たしかに十代二十代に多いのかもしれない。
けれどいま目の前の8歳の子を見ていて思う。
子どもにはやりたいことは時間が足りないくらいあるよ。いくらでもある。
それを剥奪しているのは大人なんじゃないか。
これから1年ごとにひとつずつ、きっと「やりたい」ことが「やらなきゃならない」ことに置き換わっていく。
大人が作ったレールしか道がないから。
「やりたいことがないのが当たり前」なんて
間違っても子供たちの前で口にするんじゃねえよ、と僕は言いたい。