エフスタイルと曽田耕、そして聞司/5月5日端午の節句

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昨日、多聞が購入した竹のナイフとフォーク。
手の不自由な多聞はこのカトラリーを見つけたとき、
「これなら怖くない。ぼくにちょうどいい。」と言ってマイカトラリーに決めました。

今日はそれでパンケーキを楽しそうに切って食べていました。
竹はステンとは違って、力を入れすぎると曲がったり壊れてしまう危険性があることを使いながら感じたようです。
それはとても大切な気付き。これまでのステンは力任せでなんとか切れたかもしれないけれど
今度はそうはいきません。手の上手な使い方を体得しないといけません。
失敗しないとわからこともあります。

幸運なことに我が家には竹はたくさんあります。
失敗したら、今度は自分でつくればいい。

この手仕事との出会いをきっかけに
自分にふさわしい道具は自分の手でいつかつくれるようになってくれたら幸いです。

そういえば、聞司が竹のフォーク(確か2,200円だったきがする)を
「ちょっと高いような・・」と正直な感想を言いました。(お店の人に丸聞こえはさずがに良くないと後で厳重注意)
となりの金属製のコースターが800円で、それと比べた印象だったようです。
聞司にしてみれば、身近に転がっている竹の破片がどうして?と思ったのでしょう。
こういう疑問を抱けることは、自分の価値観が育ってきていることの証拠なのだろうと思います。

物の価値とは。二人に大事なことを改めて考えるきっかけをもらいました。

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耕さんの鏡。

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この手の跡そのものがアート。

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聞司の日課はまだまだ終わらない。

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5月5日端午の節句。
子どもたちの健やかな成長を感じた日。(僕らの18回目の結婚記念日)

2023.5.5家族