早朝、炭焼き場に行くとまだ煙が出ていた。 「よかった、これから灰になっていないはず。 生焼けでも開けてみよう。」 そう思って、土をどかして、トタンを引っ張りだす。 いい感じに黒くなった竹にホースで水をかけると音を立てて湯気が立ちのぼる。
出来上がったのは土嚢袋一袋分の竹炭。 いっしょにいれた藁や樫の枝や落ち葉も炭になっていた。
艶々の綺麗な炭。
初めてにしてはうまくいったのではないだろうか。 改良点もいろいろわかった。
またこの夏にやりたい。
2023.5.3| 野生の時間