僕らよりも少し早く岡山に引っ越されてきたＳさんファミリー。
昨年夏にえみおわす宅で靴の受注会をさせてもらった時に
オーダーしてくれた黒のコモンシューズを受け取りに来てくれました。

コモンシューズは足に合わせるのが一番難しい靴。
受注会でも一番神経を使います。
Ｓさんは試し履きで用意していた22,5がぴったりだったので
とても気に入ってくれました。

足を入れた瞬間に、
あ、これは僕のために作られていたのではないかと思ってしまうほど
靴がぴったり合った体験が一度だけあります。
その瞬間の気持ちは言うまでもありません。

てのひらワークスは
こうした体験を一人でも多くの人がこうした体験ができるように
靴文化の成熟を目指したいと思っています。
あなたのための靴よりもすこし肩の荷を下ろして
あなた達のための靴づくりに取り組んでいきます。

そのためには
既存の木型や靴のデザインを増やしていかなくてはなりません。
つくる手ももう少し必要だから、靴をつくる人を育てることにも取り組んでいきます。

てのひらワークスの製法ではありますが手ほどきを致しますので
靴づくりの手仕事を会得したい方を募集しています。
詳しくはてのひらワークスネットをご覧ください。