二十代、大阪時代/7月24日

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「ソトコトみたよ。コバやんみれて嬉しかった!」
「大阪のおばちゃんです。本読みましたよ。あんた元気にしとるの」

20代、大変お世話になった大阪の義肢装具製作会社の恩人からの
突然の電話やメールに驚いた。

たった数年で、なんの貢献もできないまま辞めた僕は
月日が流れるほど、申し訳ない気持ちが積るばかりで
合わせる顔もないと思っていた。

15年ぶりに聞く声は、なにも変わらず
当時と同じ弾むような会話のテンポはとても懐かしく、涙が出そうだった。

増田さん元気かな。

2022.7.24家族