多鹿さんの市切/3月28日
先日までくらしのギャラリーさんで開催していた
『こでる。』石川硝子工藝舎さんと多鹿治夫鋏製作所さんの企画展。
欲しいものがたくさんありましたが
市切を購入しました。
この市切は、刃の部分が太く直線的で
細く曲線が多い僕の手持ちのものと比べ、とても使いやすそうに感じました。
学生時代、この市切での作業が不得意で、
いまだ苦手意識が残っていて、僕の中で一番消極的な工具。
代用として小型の反り鋏を使うことに逃げていましたが、
改めて多鹿さんの市切をつかってみると、こっちのほうが俄然仕上がりが良い。
やっぱりまだ手つきに不安が出てしまうのは否めませんが
思った通り使い心地はとてもよく、しかも驚くほど切れ味抜群。
上質な鋼をつかっているというので、研ぎ直しもそこまでする必要もないのは有り難い。
この市切で初心にかえり、一から練習していこうと思いました。